ビットレートとは
「ビットレートとは?」なんて書いていますが、ほとんどの人は「ビットレート?聞いたことないぞ」っていうかも知れません。よく家電量販店にいくと「MP3 128kbpsの場合」とか見かけたことありませんか?
MP3は圧縮形式のことで、次に続く128kbpsがビットレートといわれる部分です。これは "音楽を1秒間あたりどれぐらいのデータに変換するか" の指標です。数値が高ければ高いほど音質がよいことを示します。
逆に数値が低ければ低いほど圧縮率は高くなりますが、音質は悪くなります。
つまりCDプレーヤーやMDプレーヤーとさらに異なる点は "自分で音質の良さを決めることができる" というところです。(優柔不断な人にとっては”自分で音質の良さを " 決めなくてはならない" ということです(^o^)/)
僕は後者の人間ですから、決定するのに2週間かかりました、、、、、
わからない、と言う人は大丈夫。ほとんどのメディアプレーヤーはデフォルト(初期状態)でMP3 128kbpsに設定されているか、メーカーのソフトであればおすすめの設定になっています。Windows Media Playerの場合は拡張子はwmaになっています。
なのであまり気にしないのであれば買ってきて、パソコンで取り込み転送!でOKです。実際128kbps以上にしてさほど違いがわかりません。集中して128kbpsと192bpsの違いがわかるといったところでしょうか?(耳が肥えると日常でもわかるようになってきます、、、)
じゃあ、どういったときにビットレートは変更するのか?
~~ビットレートを高くする場合~~
例えば大容量のプレーヤーを買った場合、曲は10000曲ぐらい入ります。そんなに聞かないし、聞けないですよね?なので容量があまるようであれば192kbpsや最高の320kbpsで取り込んでもOKだと思います。(さすがに192kbpsと320kbpsの違いは、正直にいうと、はい、わかりません)
クラッシックの曲であれば1段階ビットレートをあげてもいいと思います。あれは曲を楽しむ曲ですから。ポップなんかはそのままでいいと思います。歌を楽しむものですから。
曲によって変えるのもいいですが、たぶんそのうちめんどくさくなるかも?。。
~~ビットレートを低くする場合~~
フラッシュメモリープレーヤーなんかは容量が限られてきますのでビットレートを低くして使っている人もいます。しかし64kpsになると明らかに音質が悪いことがわかります。なんでもないような音楽?であれば低くして容量を節約するのも1つの手段です。
他には容量に余裕がなければ語学学習であれば低くても構いません。「それじゃあ質の悪い音で学習しろというのか」というと、確かに多少音は悪くはなりますが音(周波数)の範囲が人間の声だけに狭いところに限られているだけに音楽よりも音は悪くなりません。まあ必要がなければ128kbps程度で十分です。
ちなみに下にビットレートの違いをイメージとして置いてみました。実際にファイルサイズはそれぞれに対応するように圧縮しています。最適な圧縮率を128kbpsとしています。オリジナルのロゴと比べて違いがわかりますか?
オリジナル
あくまでもイメージですが、64kbpsのビットレートだと少し画像が粗いのがわかります。128kbpsと192kbpsでは拡大してみないとわかりません。この違いを見分けれる人もいます。
3,4年前では128kbpsが標準でしたが、デジタルオーディオプレーヤーの大容量化に伴い192kbpsを利用する人も多くなってきました。もちろんその分音楽を入れるスペースは減ってしまうわけですが。
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