デスクサイドや枕元でも気軽に流し聴きできればと思い、スピーカー付きの本機種(ホワイト)を購入しました。
平型(カード型)のウォークマンは、A808、S616F、A918と使ってきて、今回のS636FKで4台目になります。
■本体
本体のデザインは、最初の平型機A800シリーズを元にリニューアルした印象です。
軽く薄いですが、ボタンを押した時のクリック感は十分にありますし、ボタンには微妙な窪みや突起もつけられていますので、慣れれば手探りでの操作も問題なく行なえます。
イヤホンで聴いた場合、これまでの機種と比べると格段にノイズが少なくなったのを感じることができました。
静かな場所で音量を絞って聴いても分からないレベルにまでノイズが少なくなっています。
今回新しく搭載された機能として、曲調ごとに自動で振り分ける「おまかせチャンネル」も、普段あまり聴かない曲が不意に出てきたりすると結構新鮮な感じで、なかなか楽しいです。
操作面では、上下ボタンをアルバム単位での送り戻しに設定することができるようになったのが嬉しいです。
細かなところでは、背景画像を変更できるようになったのも気分転換ができて良さそうです。
■付属スピーカー
この付属スピーカーはオプションとして販売されているSRS-NWGT10と同じものですので、スピーカー無しモデルを買って後からスピーカーのみ追加することもできます。
電源はACアダプターかウォークマン本体のWM-PORTより供給されるタイプで、別途電池などを入れる必要はありません。
重低音までは出ませんが、アンプは内蔵していますので音量的には問題無いと思います。
かなり大きな音も出せますし、音割れもほとんど心配ありません。
バッグなどにも入れやすい形状ですので、外出先で友人と一緒に聴くといった用途でも活躍するかと思います。
個人的にはこのスピーカーを使って就寝時に枕元で聴く機会が多くなったのですが、スリープタイマーが無いことが残念でした。
ACアダプターを使った場合は同時にウォークマン本体の充電も行なわれますので、音楽を聴かない場合でも充電スタンドとして活用できます。
本体を装着する部分に取り外し可能な透明のアタッチメントがあるのですが、このアタッチメントを外すと、一部の従来機種も接続できるようになります。
私が実際に試した範囲では、S706F、A808は装着、再生ともOKでしたが、S616F、A918は本体の厚みの関係で装着不可能でした。
アタッチメントを外した状態では安定性も下がりますし、コネクタに過度な力がかかりやすくもなりますので、試される場合はご注意ください。
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