使い始めて1週間のレビューです。(〔〕内に1ヶ月経過を追加します。)
○良い点
・曲中レジュームが効く。1時間前後の長いファイルを聞くことが多いが、少しの時間聴いて電源を落としても次回その続きから聴けるのでファイルの頭から早送りせずにすむ。〔曲中レジュームについてはWMAファイルは今のところ完全に効いているが、MP3ファイルの場合はリセットされることが多々ある。長いファイルはWMAに変換して効く方が安全か。〕
・低いビットレートに対応している。対応ビットレートはMP3は8-320Kbps、WMA、WMV、ASFは5-384Kbps。音楽ファイル以外の低ビットレートファイルが再生できて便利。
・操作スイッチが複合ダイヤルやレバーでないため振動や接触による誤動作を起こしにくい。すべてボタン操作であり、スイッチ自体もカチッという感じで効きがわかりやすい。〔戻しスイッチはたまにカチッという感じが無いときがある。壊れる予兆?笑〕
・最大出力が10+10mWであるが同スペックのmp3walker(この商品の前はNOVACのmp3walkerを使っていました)より大きく感じる。
・最長再生時間10時間とあるがmp3walkerの15時間と同等程度再生できるように感じる。
・本体にUSB端子がついているので専用のケーブルがいらない。またパソコンのUSB端子が密集している場合でも接続できるようUSBの延長ケーブルが付属している。
・電池が無くてもパソコンのUSB端子につないでいるときは動作する。パソコンの前にいるときは電池の消耗を防ぐためUSBにつなぎっぱなしでファイルを聴ける。
・単4電池使用なので充電の手間がいらず電池交換により連続して長時間再生できる。
・メーカー(輸入販売元)に直接電話して質問してみたが対応は良い。
・何より送料を含めて2,660円(1,980+680)は安い。
○悪い点
・USB端子のカバーが固くてはずしづらい。操作スイッチが大きいのは操作しやすいが逆に側面全部を埋め尽くしてしまうため、カバーをはずそうとするとどれかのスイッチにふれやすい。まぁ固いのはカバーが勝手にはずれにくいということでなくしにくくて良いのであるが。
・マニュアルは同梱ではない。HP上にある。本体での表示項目が変な日本語に訳されてマニュアルと違うものもあり、しばらく考えないと分からないものもある。
・転送速度はものすごく遅い。USB2.0とは思えないほど。
・電池(単4)を交換するときはUSB端子のカバーもはずさねばならず面倒。
・早送りはたいてい早いが巻き戻しは時にとても遅くなることがある。〔WMAファイルは早いが、MP3ファイルは1秒かけて1秒戻す程度に遅くなることが多い。場合によってはファイルの頭から早送りした方が早いかも。〕
・保証期間が1ヶ月と短い。
○その他特徴
・再生順はフォルダーは作った順番に、ファイルは基本的にはコピーした順番に。但し、同じフォルダー内に拡張子の違うファイルが複数ある場合はMP3→WMA→ASFの順。WMVは試していない。
〔・追加情報から分かるように、この製品はWMAとの相性はよいがMP3との相性が悪く、手間と音質を犠牲にできるならMP3ファイルはWMAに変換してから転送した方がよいようです。曲中での巻き戻しや曲中レジュームにこだわらず、BGM的に流し聴くなら問題ないですが。〕
以上の点から悪いところはあれど、良い点がそれを上回っており、自分の使い方としてはすべての条件をクリアした上、最もHighCPな1台です。後は長期間、壊れずに使えるといいのですが・・・。〔1ヶ月使用の時点ではまだ壊れたところはありません。でもこれで保証期限切れなので今後が怖いです。〕
|