|
|
イヤホン一覧 |
画像一覧 |
AKG K403BLK |
|
タイプ : メーカー :AKG |
Review by amazon
値段相応かも? | Date 2010-10-07 |
既にAKG K412Pを持っているので、その機種との比較になります。全体的なイメージはやや低音よりのドンシャリで、K412PよりもK403の方が若干音場が狭いような気がします。高音側の抜けはAKGらしく抜けているように思いますが、ややざらざらした音質のように聞こえます。低音はK412Pと同様にかなり出ますが、ゼンハイザーやソニーのようにドカッと出てくることはありません。私は頭が大きいのですが、装着感に関して側圧は強くありませんが、耳載せタイプなので2時間くらい連続で聞いていると耳が痛くなってきます。作りに関してはK412Pと変わらないように思います。ヘッドバンドに関しては同一の部品のように見えますね。 |
ちゃちく、軽い、しかしいい。 | Date 2010-06-26 |
見た目はその昔の最初期のウォークマン付属のヘッドホン程度の安っぽさ。重量も飛行機で配られるヘッドホン程度の軽さ。値段なりといっても同価格帯の国内メーカーのヘッドホンと比べると明らかにちゃっちくプラスチッキーなのでとにかく見た目や質感からは音に大して期待は出来ないと感じさせられてしまいます。が、聴いてみると想像よりもずっとはるかによい音が聴けるのでけっこうびっくりさせられるのではないでしょうか。
本機はセミオープンとありますが、フルオープンと思われるほどの音漏れで遮音性はないに等しいといってもいいでしょうから、音漏れが懸念されるところでは使えません。しかし、フルオープンの快適さは得難いものがあるので使えるところでは軽量さと相まって快適です。散歩するときも安全でしょう。 音は想像以上にしっかりとした低音に支えられたピラミッドバランスで、音楽の響きが軽くなることはありません。高域の抜けも悪くなく女性ボーカルのつややかさや、ピアノのきらびやかさもきちんと聴けます。また分解能もこの値段のヘッドホンにしてはかなり高く、例えばヴァイオリンのビブラートの掛かり方の表情や、ギターのピッキングの加減などもよく表現されています。 ちょっと音の感じとしては個人的に大変気に入っているソニーのインナーイヤーのMDR-E888に似たような感触がありますが、あちらよりもオーバヘッドタイプのヘッドホンといことで音の位置は遠めになり、さらには中域が充実しているのでアコースティックな音楽を聴いても痩せた感じがしません。 なお側圧は人によっては強く感じるかもしれませんが特に痛いということはないと思います。何よりも軽量で小さいのでジャマと個人的には感じませんでした。 カナル型の低音や、低音重視のヘッドホンを好まれる方には音が軽く感じられるかもしれませんが、どこかが強調されたバランスが嫌いな方には好まれるような音質だと思います。 |