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オーディオテクニカ ATH-W1000X

タイプ    :
価格     :\71400

メーカー   :オーディオテクニカ
発売日    :2009-11-13
詳細情報 >>Amazon.co.jp


Review by amazon
 伝統的テクニカサウンドと異なる Date 2010-09-12
エージング十分行った状態です。音質的には、低域は柔らかで量感もあります。中域はしっかり聴こえますがやや奥まった印象です。高域は明瞭ですが刺すような感覚はありません。伝統的なテクニカサウンドと異なる鳴らし方です。耳もとで鳴る印象はあります。分解能、音場感とも先ず先ずです。モニタ的に原音忠実より個性で聴かせるタイプで、乱暴に言うとクラシックの室内楽に特化している?と感じます。そのわりには、良くも悪くもソースの録音状態をストレートに出します。音の実体感はそこそこで、エッジはあまりきつくありません。芯はありますが、きつくない音なので、ソースによってはおとなしい印象です。スピード感はあります。密閉型特有のこもり感もややあります。木製ハウジングは見た目の印象は良いですが、細部の作りこみが粗く高級感はありません。物としての所有感、満足度は高いと言えません。装着感は良く、側圧も個人的には、適正と感じ重さを感じません。パッド素材はクラリーノで、長らくSONYMDR-CD3000を使用していてどうしても比較しますが、メンテナンスはコスト的にも遥かに負担が少ないと感じます。音を聴くより、音楽を奏でる印象なので好みは分かれると思います。

 開放感!! Date 2010-06-28
タイトルのとおり、開放感あふれる音を奏でてくれます
ハマればとても心地よいですが、人によっては音の密度が薄いように感じるかもしれません
しかし低音が少ないわけでも、高域がシャリシャリうるさいわけでもありません
少し高音寄りな感じもしますが絶妙なバランスです

高音はオーテクらしく金属的な鳴り方ですが、耳に刺さりにくい程度に収まっています
低音の量は過不足なくかつ引き締まっているので、音の篭もりを感じさせず迫力もそれなりにあります
解像度は高いですが、それほど音源や環境の粗は拾いません
音の立ち上がりが良いのもこのヘッドホンの魅力のひとつです
原音にはそんなに忠実ではありません。あくまでもリスニング用ですので色づけされた音です
わりとどんなジャンルの曲にも合うので、高級ヘッドホンは一つで十分という方には良いと思います

装着感に関しては、ヘッドバンド部分は良好なのですがイヤーパッドの内径が少し小さいので快適とはいえません(交換する時少しきついですがATH-W1000用もしくはATH-L3000用のイヤーパッドをつけると解決できます)

いろいろと書きましたが、ヘッドホンを買う時にはできるだけ試聴するべきと思います。感性は人それぞれですからね

 ピーキーすぎて聴くに堪えない音 Date 2010-05-30
まず同社のA2000Xと比べると音の分解能が低くボヤけて聴こえると最初に思いました。

【音の広がりについて】
 ハウジングの付け根の辺りに(隠れていますが)穴が4箇所ほど開いており完全なる密閉ではありません、おそらくこの穴で広がりと関係しているのだと思います
 この商品では音の広がりを推してるがオーテクにありがちな中域強調なのであまり気持ちのよい広がりとは思えない

【音の傾向や周波数特性等のバランス】
 超低域(60Hz以下)と超高域(10kHz以上)がバッサリとカットされていて上にも下にも伸びず、レンジが狭い
 一番の不満は中高域(2kHz〜8kHz辺り)が不自然に強調されておりピーキーな音が鳴る(自分は多少大きめの音量で音楽を聴くので致命的です)

※中域の強調自体は他のオーテク製ヘッドホンにも感じられますが、それ以上でした。

【ヴォーカル】
女性ボーカルは特に合わないと感じます、野太く老けたような声になります。とても嫌な気分になります
オーテクにありがちなヴォーカルが近い感じがあまり感じられません

【総評】
見た目からは想像しづらい硬質で機械的な音なので生演奏やヴォーカルは合いません
基本性能も大して良くないのでコスパも悪い
結論を言うと加工され尽くした音って感じです・・・

オーディオテクニカ製は好んで買っていましたがW1000Xは個性が強すぎる
ハッキリ言って失望しました。

 W1000とは違う Date 2010-05-09
W1000の名を継ぐ機種ですので、音も同系統かと思っていましたが、かなり違ってました
W1000の特徴であった華やかで金属的な中高音、それが本機ではやや落ち着いたものとなっています
しかし、それでも中高音は絶対的にみると低音に埋もれることなく十分な煌びやかさ、解像度があり、女性ボーカルは気持ちいいです
本機はそれに加えて、W1000では不足がちだった低音がかなり出るようになり、しかもスピード感がありノリの良い低音で、
かつこもった感じや鈍重な印象がありません
更に、楽器の立体的な配置を感じられるそこそこの広さを持った音場になっており、
大編成の曲にも十分対応できるヘッドホンなんじゃないでしょうか
写真でみるとA2000Xのハウジングを木に変えただけみたいに見えますが、パッドには厚みがあり、
側圧も強すぎず弱すぎず、でA2000Xのようにズレて困るということはありません
全体的にあまり突っ込みどころのない、音楽を楽しめるヘッドホンと感じました
逆にW1000の音を期待するとあわないんじゃないかな・・・

 木の音色は希薄 Date 2010-05-05
音は「広大・明瞭」というところか。

「音場」と呼ばれるものが秀逸で、かなり広く、ハウジング内に響き渡るような自由なスペースを感じ取れる。
覆いは木で出来ているが、ドライバ自体はむしろ金属の塊のような代物で、剛性は高くローエンドからハイエンドにかけて非常に緻密な描写をしてくれる。
特に高域は「木の響き」というよりも、ドライバの金属的な音色が際立っている。
また慣らしも足りないからか、シンバル系の金物がジャンジャンいって喧しい。
この辺りは慣らしこめばどうにかなるところかも知れないが、今の状態では少し聞きづらい。
今後、落ち着いてくれることを望む。

中域が豊かで音域に違和感が少ない。
ボーカルに篭りや上ずりもなく、至って明瞭。
ただ、少し硬くて金属的か?
覆いが木だからといって、柔らかな印象でもない。
ここでもドライバの剛性が強く効いているよう。

低域だが、少し盛ん。
伸びが良い方だが、あまり主張しては来ない。
ドラムのアタックも普通。
響き方としてはハウジングの壁にぶつかって跳ね返ってくるようなものではなく、力が抜けたようにスッとフェードアウトする。
開放型のそれに似ている、しつこさが無く、比較的あっさりしている。
木の音色のようなものは、やはりここでも感じることが出来ない。

音域毎につらつら書いてみると、どこにもウッドな音色は存在しないように見えるが、全体の印象をザクっと捉えてみると、何かしら木の輪郭のようなものが見えてこないことも無い。
また明確に木の音色が無いといって、プラっぽいわけでももちろんなくて、ドライバの金属性が支配的な印象も否定できないが、確かに打撃音の微妙な輪郭にそれっぽさが無いでもない。
しかし極めて微妙なレベルで、分かり辛い。
木の響きを感じるなら、ポータブルのESW9の方が、低音の粘りとして感じることが出来てずっと分かり易い。
当機種についていうならば、ハウジングの木よりもドライバの高い剛性の印象のが強過ぎた。
ES10も持っているが、むしろこのヘッドホンはパドック(木)のESW9よりも、チタン(金属)のES10に似ている。
あまり木の音色などを期待して購入しないのが良いと思う。
基本性能は他の上位機種と決して劣るものではないので評価は高いが、見た目ほど立派な音作りが出来ていないというのが当ヘッドホンの感想。

 


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