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PHIATON PS 320

タイプ    :
価格     :\19800

メーカー   :PHIATON
発売日    :2009-08-25
詳細情報 >>Amazon.co.jp


Review by amazon
 中高域重視のPHIATONミドルクラス! Date 2009-11-25
韓国発の有名ヘッドフォンメーカー『Cresyn(クレシン)』。
その高級ブランドとして展開しているのが、
この『PHIATON(フィアトン)』だ。

本機「PS320」は、デザインをブラックで統一した
2009年度の日本グッドデザイン賞獲得モデル。

イヤーパッドはとてもソフトタッチで
感触を重視した仕上りなっている。

本体重量が約120gと軽いため、
長時間の試聴でも快適な付け心地を目指しているのだろう。
コンパクトに折りたためる本体のため、携行もしやすい。


試聴しての、第一印象は、
「重厚な重低音重視よりも、中高域が華やかで伸びやかな感じ」
というのが、率直なところ。

基本的にポップス、バラード、ヴォサノヴァ、
クラシックなど、高域を聴かせるジャンルは得意。
ヴォーカルものも、歌い手の声を艶やかに再現してくれる。

低域から高域までのクリアな再生が魅力の本機、
高い音の解像感は「コアキシャルデュアルダイナミックドライバー」
の搭載によるところが大きいようだ。

ロックやジャズなどドラムやベースといった低音中心の楽曲の場合は、
アンプなどのイコライジングで、低音を増強してあげたほうがいいだろう。
低域がより肉感的になり、全体的な音のバランスが向上する。


短所を挙げるとするならば、やはり重低音重視の方は
よく考えてからの購入をオススメしたいという点だろうか。
同ブランドであれば、「PS320」より、より低域重視モデルの
「MS300」の購入を検討をオススメしたい。

もっとも再生機器のイコライジング機能で
低域を増強補整すれば気にならない可能性もあるが・・・。
 

とにかく映画でもドラマでも、繊細な再生が得意な本モデルは、
奥行きのある臨場感を再現してくれる逸品だと思う。
 

 


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